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百年の孤独 ガブリエル・ガルシア

こんばんは✩.*˚hanautaです

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百年の孤独 ガブリエル・ガルシア を読み終えました。

 

有名な本でこの本の名前を頂いた焼酎もありますね

 

魔術的リアリズムの先駆者としてその文体も評価され、ノーベル文学賞もとっていらっしゃる。

のですが、残念ながら私には全く合いませんでした 💦 残念。

 

(以下 ネタバレありです!)

 

とにかく色んな人が出てくるのですが

叙述的で、情緒や感情は排除されていて淡々とものすごい出来事やら生き死にやら出てくるのですが、魔術的リアリズムも ありえない事が普通に現実の中で起こっている世界なんだけど 

(人がシーツに包まれて飛んでいってそのまま昇天したりだとか、、)

時間が相互したり 過去に飛んでいったり 忙しくどの地点からどの地点に飛んだのかごちゃごちゃもしますが、できるだけ流れるように読む方がいいように思います。

 

でも、、、

私の記憶に残ったのは 結局は目の前の欲望?情熱に溺れる人たちのあーだこーだ欲望(知的好奇心)欲望(発情)欲望 (肉欲肉欲)。

と150歳まで生きたウルスラの精神力と忍耐力とエネルギーのみ。。

 

男たちは地球は丸い!と独自の力で発見したり、錬金術にのめり込んだり。

初潮もまだ始まらない娘を気に入り結婚する(挙式前夜くらいに初潮がきた)話だとか

親戚の叔母さんに欲情とか 情婦が親だとか 情婦の血を引いた子供がまたその年のいった情婦に欲情するだとか、、

 

ラスト20ページが圧巻との評判だったけど

うーん。。

 

1つの一族の、栄枯衰退の壮大な物語と人の孤独を味わう物語ですが、

ウルスラの強靭な精神はまるで大地のよう。。

ウルスラを動かすその根源をわたしは知りたい。。

 

終盤だったからかもしれないけれど、心に残ったのは 確かに存在したバナナ工場や大虐殺が 、裁判所や書類や小学校の教科書にはっきり書かれているとおり、誰もみなそんなものはなかったと供述し、歴史から消えるところ。

 

最後は、100年続いた家系も一族が築いた町も消えてゆく そんなお話

 

 

この本のよさが分からないのはバカだというレビューか何かを見ちゃったような気がするのですが、わたしはおバカなのです~

 

もしかして、壮大で、荒唐無稽のお話のなかに色々混ぜ込んで現実を暴露してるとか?誘導してるとか? 

 

シュルレアリスム的な小説なのかも~。

 

 

 

百年の孤独 読み解き支援キット

ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 制作|新潮文庫 | 新潮社

なるものがあるらしいので

それを片手にじっくり浸るのがいいのかもしれません

 

わたしはもう再読はしないと思いますが、、

 

 

 

hanauta🦉.*・゚