こんばんは☾⋆·̩͙⑅*hanautaです
📕 「許されようとは思いません」芦沢央
を読みました!
5つの短編ミステリーが収められています。
「目撃者はいなかった」
「ありがとう、ばあば」
「絵の中の男」
「姉のように」
「許されようとはおもいません」
どれも短編ながらとても力のある作品だなぁと思いました。
一気に読めます。
「目撃者はいなかった」主人公の心理や坂道を転がるように堕ちてく展開にう〜んとなります。
「ありがとう、ばあば」
1番イヤミスな作品。登場人物が全部苦手。こういう 無機質な感覚というか、短絡的な思考をする人物によるゾクッと感の物語って多いよなって思う。ミステリと言うより欠落ホラー
ある意味AIっぽい冷たさ
今の世の中の壊れた部分をどこか反映してるような
めちゃくちゃイヤミスなのに やだなーで1番心に残ってる
「絵の中の男」
物語として面白い作品
「姉のように」
最後にあっとやられた感!
「許されようとは思いません」
閉鎖的な村での村八分の話。仲間やグループの意識って なぜ 除け者を作りターゲットにするのか、これも私のなかで苦手要素の強いお話。
でも 唯一最後 あたたかく 読んでいて 救いを感じられるお話。まぁ、死んじゃってるんだけどね。
ーーー人間の嫌な部分目白押し なんだけど
面白かったです。
芦沢央さん 初めて読んだのですが
文章が上手くて 読者を引き込む力が強く とても計算された物語を作る作者さんだなぁと感じました。
なんだか 病みつきになるような魅力があります
また短編ミステリーなら ほんわか物と並行読みとかいいかもな (*´꒳`*)
他の作品も気になります
hanauta𖡼.𖤣𖥧